2020-06-02 第201回国会 参議院 国土交通委員会 第17号
このため、国土交通省では、阿武隈川水系の直轄区間においては、今回の同様な降雨でも河川から越水させないことを目標として、令和十年度までに河道掘削、遊水地整備などをメニューとする総額約一千四百四十億円の緊急治水対策プロジェクトを策定して、初年度となる令和元年度には補正予算として約百七十億円を計上いたしまして、決壊した堤防の復旧や河川の水位を下げるための河道掘削を実施しているところでございます。
このため、国土交通省では、阿武隈川水系の直轄区間においては、今回の同様な降雨でも河川から越水させないことを目標として、令和十年度までに河道掘削、遊水地整備などをメニューとする総額約一千四百四十億円の緊急治水対策プロジェクトを策定して、初年度となる令和元年度には補正予算として約百七十億円を計上いたしまして、決壊した堤防の復旧や河川の水位を下げるための河道掘削を実施しているところでございます。
特に、この丸森も含めました阿武隈川、さらに郡山は私も伺いましたが、ごめんなさい、丸森も含めました北上川水系、そして郡山、阿武隈川水系ですね、伺いましたけれども、いかなる対応を今されているのかと。そして、地元が不安を持たないように完遂の方向で走っているのかと。
例えば阿武隈川水系でございますけれども、直轄区間においては、令和十年までに、本川の全体の掘削量約三百万立方メートルの河道掘削を中心として堤防整備や遊水地整備をメニューとしております総額一千四百四十億のプロジェクト、緊急対策プロジェクトを策定して、計画的に進めるということにしておるところでございます。
台風第十九号により、福島県を流れる阿武隈川水系においては、国管理区間において一カ所、県管理区間において三十カ所の堤防が決壊したところでございます。 国管理区間につきましては、十月十四日より二十四時間体制で工事に着手し、十月十八日十七時に仮の堤防を完成させ、その後、仮堤防を補強するための対策を十一月八日まで行い、応急復旧工事を終えたところでございます。
今後、阿武隈川水系の治水対策の立案に当たっては、国、県、市町村と連携し、河道掘削や遊水地など、さまざまな手段を適切に組み合わせた検討を行い、被災地の復旧復興のため、引き続き全力で進めてまいります。
また公共施設等の被害といたしましては、第一に、主な河川の被害につきましては、先ほど河川局長の御報告にもありましたが、阿武隈川水系、那珂川水系、利根川水系などで破堤、堤体決壊等の被害が生じております。 また道路の被災状況といたしましては、国道、県道、高速自動車国道等の通行どめ約六百四十五カ所といった被害でございます。
三春ダムは、阿武隈水系、これは福島県、宮城県を貫流する大河川でございますが、この治水の安定ということで洪水調節、また流域の流水の正常な機能の維持、かんがい用水の補給、水道用水及び工業用水の供給を目的として、阿武隈川水系の大滝根川、福島県田村郡三春町に建設する建設省直轄施工の多目的ダムでございますが、重力式コンクリートダムでございまして、堤高七十メーター、総貯水量四千二百八十万トンを計画しております。
○伊藤(英)委員 次に、浸水に対する災害防止についてお伺いしますけれども、この間の防災白書に、去年の八月の阿武隈川水系の洪水で郡山市の中央工業団地が浸水したケースが取り上げてあります。その中に出ておりますのは、たしか三百十六億円余の被害があった、そしてそのために工場も長期間稼働することができなかったという状況が書いてありました。
○穂積委員 それでは、その問題はこのくらいにしておきますが、残りの時間で実は阿武隈川水系についての治水の問題を取り上げたかったのでございます。 大臣、過般の八月四日から六日までの豪雨被害、台風十号災害に伴う措置につきましては、大変お骨折りをいただき、天災融資法の発動あるいは激甚災指定などでありがとうございました。 ただ、私は現地に行きまして、見たときに大変驚いたのでございます。
一方、七ケ宿ダムは、白石市の西南約十一キロメートルの阿武隈川水系白石川に、建設省直轄事業として建設中の多目的ダムであります。 型式は中央コア型ロックフィルダムで、堤高九十三メートル、総貯水容量一億九千万トンでありますが、湛水延長が六キロメートルに及び、七ケ宿町の三部落百五十八戸が移転を余儀なくされたとのことであります。
○川本政府委員 北八反田川につきましては、これも一級河川阿武隈川水系の八反田川の支川でございまして、やはり先ほどと同じように知事さんの管理しておられる河川でございますが、五十六年の災害につきましては、八反田川との合流点の上流約五百三十メートルを災害関連事業として採択いたしまして、すでに五十六年と五十七年の二カ年で施行済みでございます。
これらのうち、被害の大きかったのは山梨、福島、静岡、栃木の各県でありまして、山梨県は富士山ろく及び県南部地方におきまして、山地崩壊等により激甚な被害をこうむり、また福島県は阿武隈川水系で、静岡県は安倍川上流梅ヶ島及び海岸地方で、栃木県は県北部で、いずれも大きな被害が発生しております。 都市施設については、山梨県ほか四都県で、公園等が二十二ヵ所、一億一千百万円の被害を受けております。
また福島県は、阿武隈川水系で、静岡県は安倍川上流梅ケ島及び海岸地方で、栃木県は県北部で大きな被害が発生しているわけであります。都市施設につきましては、山梨県外三都県で、公園等が十六カ所二千三百万円の被害を受けております。そのほか住宅につきましても、強風、山くずれ等によって、全半壊、流失一万六百八十四棟、床上浸水八千八百三十四棟、床下浸水四万二千六百八十七棟と、大きな被害をこうむっております。
両県とも、被災後、日数も経過しているところから、農作物等は若干の立ち直りを見せてはいましたが、警戒水位を二倍以上もこえた阿武隈川水系を中心とする土木災害はきわめてひどく、これらの復旧に関しては、早期完工の制度を樹立するとともに、単なる原形復旧にとどまらず、起債や補助の対象に改良復旧を認めてもらいたい等、特に台風シーズンを迎えて非常に真剣な陳情があったのであります。
それから阿武隈川水系のその支流の白石川のそのまた支流の荒川という水系でありますが、この村などはとうてい町村の独自の財政力では三十三箇所というものは復旧し得ない。こういう実例があるのであります。